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ブラックと言われない!そのための労務管理 - 労働契約

公開日:2014/09/24

アルバイトが店の皿を割ってしまいました。この金額を請求できますか?

飲食業です。アルバイトが仕事中にお皿を割ってしまいました。高価なものなので弁償してもらおうと思いますが、可能でしょうか?アルバイトに持ち合わせがない場合、次回支払う給料から天引きできますか?

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全額請求は難しいでしょう。

損害賠償自体は違法ではない

労働基準法第16条では「使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない」と定めています。
これは、例えば「契約期間内に勝手に辞めたら違約金100万円を払う」など、損害の程度に関わらず一定の金額を予定することを禁止しているのであり、損害賠償が生じることや、実際に生じた損害について賠償を請求することは禁じられていません。

給与からの天引きはできない

ただし、雇用者は、従業員の働きがあるからこそ事業を行い、利益を上げられているのです。したがって、原則として従業員に対して実際の損害額を全額請求することは難しいと言えます。
給料からの天引きも原則NGです。労働基準法には、「賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない」とあり、税金や、寮費、クリーニング代など、労使協定であらかじめ定められたものしか天引きできません。
食器などの損害額は、事前に労使協定で決められない類のものですから、何らかの賠償を請求する場合も給与からの天引きはできない、と認識しておきましょう。

賠償額などはあらかじめ明記を

従業員に過失が認められた場合であっても、損害賠償の請求額は、一定の限度に制限されると考えましょう。アルバイトに対して適切な指示をしていたか、損害賠償保険などに入っていたかなど、雇用者側の責任も問われる可能性があります。
トラブルを防止するためにも、従業員の過失によって発生させた事故の損害を、どの程度請求できるかについて、就業規則などに定めておく必要があります。

回答:ツナグ働き方研究所

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