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公開日:2017/05/26

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【コラム】求人サービスのIT化(≒セルフ化)における「めんどうくさい」の壁

ネットを介し、実質無料で採用活動が行える求人サービスの台頭が著しい今日。そのサービスを使いこなすためのキーワードとなるのが「セルフ化」です。今回はツナグ働き方研究所 求人サイトキュレーターの神宅(かんやけ)による、求人サービスのIT化とセルフ化についての話です。


みなさんこんにちは。ツナグ働き方研究所 求人サイトキュレーターの神宅(かんやけ)です。

先日、娘と映画を見ようと地元のショッピングモールに出かけました。少し出遅れてしまい、開演ギリギリになったうえに、スタッフ2人が対応するチケット窓口は長蛇の列。「間に合わないか…」と思いふと横に目をやると、自動発券機が8台あり、しかも、ガラガラ。ただしそちらは、事前に専用のWEBサイトにアクセスし、名前、カード番号などを登録してチケットを事前購入しておく必要があり、慣れた人なら2,3分もあればスマホでできる簡単な作業。とはいえ、正直「めんどうくさい」作業でもあります。係の人も利用を促してはいたが、大多数の人は窓口に10数分並んでチケットを購入していました。

これによく似た光景、どこかで見たぞ……とふと思い出したのが「みどりの窓口」。対人サービスを受けられる窓口は長蛇の列なのに、その横の自動券売機はほとんどガラガラ。さらに言うと、鉄道の券売機は事前登録も必要なく、現金でも購入できる。にもかかわらず、大半の人は券売機ではなく窓口を利用しているのです。 人は基本、「めんどうくさい」ことが嫌い。ちょっとした設定より、口頭で言ったことをその通りやってくれることを求めがち。確かに楽ではあるが、世の中は人件費削減の名のもとに、少しずつIT化しておりセルフ化が進んでいます。

求人業界にもこういったIT化≒セルフ化の波がやってき始めています。例えば株式会社ビズリーチが運営している求人検索サービス『スタンバイ』。400万件以上の情報が掲載されるおまとめサイトに『スタンバイ・カンパニー』という仕組みを使えば自社の求人情報を掲載することができ、応募受付も行うことができます。そのうえ、GW前には『スタンバイ』サイトに登録している求職者へ「うちでアルバイトしませんか?」とスカウトメールを送ることができる機能も追加されました。そしてなんとこの全サービスが無料という、採用予算に課題を抱えている企業にしてみたらまさに救世主!
しかし、掲載する求人情報は自分で作成しなければならず、スカウトメールも自分で考えた文章を、自分でサイトで見て、ターゲットを決めて、自分で送らなければならない。しかもその後面接までの会話はチャットで、それも自分で・・・という「完全セルフサービス」。こういったITツールに慣れていない人にしてみれば大いに「めんどうくさい」の壁があります。

このような「完全セルフサービスだが、掲載料金は無料」というサイトはその他にもあります。indeed Japan株式会社が運営する『indeed』、エン・ジャパン株式会社が運営する『engage』など。さらに無料ではないが掲載料金や追加サービスが格安なサイトであれば数十件ほど存在しています。考えようによっては、使える人にとって見れば、今や求人情報は「無料」で掲載し、「無料」で採用を行うことも十分可能という時代なのです。

ただし、ここには先ほどのような3つの「めんどうくさい」の壁が存在する。
1. 求人情報を自分で作るというハードル
2. 管理画面をみながら、応募者へのアクションを起こすというハードル
3. サイトのアクセス状況を見て、自社の広告の露出を上げるための打ち手を打つ
こういった「手間」をかけてはじめて、無料で採用活動を行うことが可能になるのです。

求人サービスにIT化の波、無料化の波が押し寄せた2,3年前、「もしかしたらば、紙の求人媒体だけでなく、有料のネット媒体・サービスすら無料のサービスに取り込まれてしまうのでは!?」と恐れおののいていたものですが、数年たってもいまだ杞憂に終わっているのは、採用担当者側に「めんどうくさい」の壁が立ちはだかっているいうのも理由のひとつにあるではないか?と思えるのです。でも裏を返せば、多くの人が壁を乗り越えられないのであれば、ここさえ乗り越えれば、 先行者利益の獲得チャンスともいえるのではないでしょうか?

われわれツナグ働き方研究所の調査では、アルバイトパートの求職活動をネットメディア主軸で行うと答えた方は46.0%、学生に至っては86.2%がネットメディアと回答しています。ネットメディアの利用者は世代にもよりますがかなり多くなってきています。(出典:ツナグ働き方研究所『アルバイト&パート採用プロセス行動調査』2016)
例えば、自分で操作しなくても使える若手スタッフに操作や設定を託してみるとか、場合によってはその領域をアウトソースするとか、代替え措置を考えるだけでも採用難の昨今を乗り切る大きな手立てになるのではないでしょうか。

冒頭の映画館の自動券売機の話にしても、私があの時に壁を乗り越えられたからこそ、親子で話題の映画を楽しむことができたわけです。(もっとも、娘に「早くして!」とせかされたのが登録したきっかけではあるのですがw)
このちょっとした・でも心理的には大きな「壁」を超えることに採用現場が取り組んでいくなら、人材採用の成功体験がもっともっと広がるのではないか、人材採用に携わって20年余りの勘が申しております。

ツナグ働き方研究所 求人サイトキュレーター 神宅謙一郎

★ツナグ働き方研究所
http://tsunagu-work.com/

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