業界トピックス

その他

公開日:2017/06/09

人材採用のお役立ち情報が満載メルマガ登録はこちら!(無料)

【コラム】政府主導「休み方改革」始動 私たちができる働き方の意識改革とは

6月7日の日経新聞で「『休み方改革』始動~ 月内に官民会議」との記事が取り上げられていました。
こちらの記事によると、政府が一時期に集中する休暇を分散させるしくみを作ると同時に、企業に対して有給休暇の取得を促すことによって休み方を改革。有給休暇の促進や消費の拡大につなげるべく、今月中には「休み方改革官民総合推進会議」(仮称)を新設し休暇の過ごし方まで提案するとの内容でした。


早くも18年度には地域に合わせて夏休みなどの長期休暇の一部を春や秋の平日に分散させる「キッズウィーク」導入のために、全国の学校に休暇日程変更や18年度のカリキュラムへの反映を促すとのこと。同時に子を持つ親世代が子供の休暇に合わせて休みを取れるよう、企業側にも協力を要請するといい、業種によって、また子供のいない家庭や独身者との公平さに欠くとのネガティブな意見も多くあるようです。

同記事に先立ち、菅義偉官房長官が5日に行った記者会見では、休暇の取得促進に関して「長時間労働を是正する働き方改革の観点からも極めて重要」との見解を述べており、詳細については、6月9日に決定される経済財政運営の指針「骨太の方針」に明記されるとのことでその内容にも注目が集まります。

ここで少し違う観点から、見てみましょう。
昨年12月に世界最大級の総合旅行サイトを運営するエクスペディアが調査した「世界28ヶ国 有給休暇・国際比較調査2016」。日本人の有休消化率は50%と世界最下位で、ある意味不名誉な結果でしたが、同調査では有給休暇の取得に「罪悪感」を感じる人の割合は59%で、こちらは2位という結果。良くも悪くも日本特有の「空気を読む」という意識が強く作用した結果ともいえるかもしれません。

以前求人広告ナビの業界トピックスでもお送りした【働く女性の空気を読めるイクボスを目指せ!】のコラムでは、この「空気を読む」社会観が働く女性の働きやすさを阻害している可能性についても触れられています(同コラムではこの「国民性」を良いマネジメントに作用させることについて述べたものでした)。
http://kyujin-saiyo.net/topics/ikusei/889

もちろん空気を読む国民性は一朝一夕で解決できるものではありませんし、人手不足に起因する膨大な業務量を抱え、休みたくても休めない状況にある方も多いと思います。ですが同時に「過剰」ともいわれているサービスのあり方が見直されつつある風潮をも、肌で感じていらっしゃるかもしれません。高い離職率やスタッフの負担軽減を目的に導入される携帯販売店での定休日や、多様な働き方を推進するため週休3日制導入を決めた運送業など、思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

政府が運用している「働き方・休み方のポータルサイト」では、働き方・休み方改善指標を用いた自己診断を受けることができ、仕事についての考え方や業務の効率化についてのアドバイスを閲覧できるようになっています。アドバイスの中身はスケジューラーの活用や効率的な会議運営の仕方といった、基本的な内容も多いのですが、仕事に忙殺されるうちに忘れてしまいがちな事柄だと改めて気付かされます。

キッズウィークについては来年の4月には導入が予定されていることから、企業側やどの従業員にも公平感のある休みの取り方の調整など、早めに始める必要がありそうです。

余暇の過ごし方については個々の嗜好や必要に合わせることが優先されるべきであり、政府の干渉を受けないでいられる状態が好ましいとは思います。しかし政府が干渉を決めるところまで「休み方」について、考えなくてはならない局面に来ているのかもしれません。

無料メールマガジンのご案内

メルマガ登録

ご登録はこちらから

採用・育成のノウハウや成功事例のご紹介、最新の業界トピックスなどをまとめたお役立ち情報を好評配信中!ご登録は無料です!

無料メルマガ登録はこちら
―――――――――――――――――――――――――――――――――

一覧へ戻る

採用ご担当者様・店長様向け新規無料会員登録キャンペーン!

無料メールマガジン

人材採用に関するお役立ち情報満載のメールマガジンをお届けします。

ユーザー登録はこちら

TOP