自分よりも経験が豊富なアルバイトへの接し方は?
飲食業です。店長として配属された店舗に、自分よりも経験が豊富で年上のアルバイトが勤務していました。このアルバイトからすれば、自分は「年下で経 験も浅い上司」という存在です。どう接したら良いでしょうか。
気を遣い過ぎる必要はありません。
店長としての職務を全うすることが重要
店長の仕事は「優秀なスタッフを使いこなすこと」です。決して全てにおいて最も優秀である必要はないのです。しかし、店長だからといって必要以上に偉そ
うにしたり、媚びへつらったりするのは逆効果です。
ベテラン、新人の区別なく全従業員に敬語で接し、呼び方は「名字+さん」で統一しましょう。長年働いてもらっていることへの感謝の気持ちを忘れず、敬意
を払って接することがポイントです。
感謝と敬意をもって接する
経験豊富なアルバイトには、得意分野でリーダーシップをいかんなく発揮してもらいましょう。優れている業務があれば、店長からすすんで仕事を教わったり
、その店舗や土地の雰囲気、特徴などを聞いてみたりするのも有効です。
無理に褒めようとせず、相手の行動を観察し、認める気持ちで接することも重要です。
褒めることに慣れていないと、どうしても「上から目線」の物言いになったり、容姿など業務と関係ない部分を褒めてしまったりして、トラブルにつながるお
それがあります。
「よくやってくれて偉いですね」でなはく「あなたの働きぶりをいつも見て、感謝していますよ」という言葉をかけるようにしましょう。
ベテランアルバイトは職場の財産
店長よりも経験豊富なアルバイトが在籍していることは、その店舗にとって大きなメリットです。決して接し方に困るなどと思わず、能力を認め、尊重しなが ら接していきましょう。
株式会社ラホス http://www.lhs-m.jp/
「串むすび」「銀のさら」ブランド運営の直営事業、店長派遣、マネージャー派遣等のコンサルティング事業を行なっており、「世界で一番人を大切にする」 を企業理念としている。店舗で働く従業員に対してもその想いは一環。アルバイト・パートを育成・戦力化し、定着させることにも一定の評価がある。日本の 飲食業界をリードする企業に送られる"ビジョナリー飲食企業100社"にも選出されている。
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