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雇用・採用

公開日:2019/03/04

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【外国人活用レポート】東海地域で外国人が働く現場を歩くVol.3

株式会社ジェイタウン(https://kyujin-saiyo.net/agency/j-town)の代表取締役・横山仁さんに東海地域で外国人雇用に取り組んでいる企業様を紹介して頂くレポート。今回の取材先は清須市に本社があり、小牧市の工場を拡張しながら総菜の原料卸、カット野菜の製造をしている株式会社新川食品様です。

■会社にとって自分ができることは何なのか

昭和32年に創業をした株式会社新川食品。その創業者の長男として生まれた古川怜司(写真右)は、幼い頃から自社でパキスタン人やトルコ人など、様々な外国人が働いているのを見ながら、日本人と外国人が共に働くのが当たり前という環境の中で育った。
社会人になってからは、大手メーカーで資材購買の業務を10年ほど担当する。その中で海外駐在もし、海外との取引も多く経験した。ただ年々実務中心から管理職としての仕事が増え、会社員としての人生に悩んでいたときに、父から事業を手伝わないか、という提案。年齢も38歳。今決断しなければと思い、退職をして、実家の事業のメンバーとなる。任されたのは人事だった。多くをパートスタッフでやりくりをする事業形態としては、人材をどう集めるかが会社の業績、売上を左右する重要なポジションとなる。

入社をしてみれば、やはり会社には多くの外国人が働いていた。ただ、国籍がネパールに変わっている。どうしてネパール人が多く勤務しているのかすら、わからなかった。ただ、自分なりの人集めをしていきたい。古川は留学生をこれからの戦力と捉え、日本語学校を回った。ただ、学校を回るだけでは、なかなか前に進めない。何か手はないのか。外国人から情報を仕入れていく中で、SNSで株式会社ジェイタウン横山仁(写真左)を知る。この人なら打開策を持っているかもしれない。そんな思いで連絡を取った。


■送迎をしましょう!

商談で横山が最初に切り出したのが、最寄りの場所に多数の留学生を抱える日本語学校があり、そこから留学生を集めていくのはどうですか、という提案だった。ただ、その日本語学校にはすでに訪問もしており、求人票も出させてもらっているが、効果は芳しくない。そのことを伝えると、横山の返答は明解だった。

「学校まで送迎をすればいいのです。朝の授業の子と、昼の授業の子に分けて、送り迎えをすれば、1日の業務を留学生のアルバイトでまかなうことが可能です」

ただ、難点は日本語能力がそれほど高くはない、ということだった。それを打開する手段として提案をされたのが、ベトナム人専用のアルバイトサイト(https://kyujin-saiyo.net/media/link-line/)だった。Link-Lineで通訳ができるレベルのベトナム人をまずは雇用する。その上で日本語学校から送迎をつけることによって、まだ日本語が未熟で、他でアルバイト先を見つけるのが困難な留学生を連れてこられれば、大量雇用も可能になる。古川はその提案に賭けてみることにした。

■予想以上の人数。そして、ハイエースでの出発

Link-Lineで掲載をすると、2か月程度で20名を超す応募があり、その中で早いうちに通訳として対応できるレベルの日本語を有する人材を雇用することに成功。そこで、いよいよ最寄りの日本語学校から送迎でそこの生徒を連れてくることに着手する。
最初は自分の車で学校まで送迎をするつもりだった。ところが、働きたいという人数が予想以上になり、どうしようか思案。学校までの送迎は手間がかかることと、人数が想定していた以上に多かったため、5月に送迎用のハイエースを購入。そして、会社から一番近く、日本語学校からも2駅しか離れていない栢森駅からの送迎とすることにした。その方法が功を奏し、半年後の10月にはベトナム人留学生が45名まで増加。古川の、違う手段で雇用のやり方を確立する、という思いは成功したように思えた。

■定着しない。でも、前に進む

定着をする部署は決まって軽作業で、重労働もある部署だとすぐに辞めてしまう。みんな野菜を切るだけの仕事だと思っていて、切る前の野菜を運ぶ部署になると、「重い」という理由で辞めてしまう。定着率をあげるために、ベトナム人の将来正社員となりえる人材を雇用しようと、再度Link-Lineで正社員登用ありで掲載。ただ、応募はあったが就労を目指すような希望者は来なかった。

今でもリーダーになりえるようなベトナム人材を探しているが候補者はいない。近くに留学生を積極的に雇用する企業も現れ、留学生も取り合いの状態になっている。ただ、古川の腹は決まっている。

「過去に『通うのがしんどいから』と辞めていったスタッフが、送迎を始めたことで戻ってきてくれたりもしています。これからは外国人が主戦力となる時代です。法律もその方向性に向かっている。それなら、外国人を昔から雇用していた当社は強いと思うのです。就労ビザを取得して当社で働くスタッフも増えています。せっかく多くの外国人が働いてくれている。その強みを活かして、将来は海外への進出も考えていきたい。そうすることで、私の前職での経験が活かせると思うのです」

外国の方々が同じ職場で一緒に働いているのを見てきた少年時代。海外との取引をし、駐在経験もした前職。そして、今。
回り道をしてきたようにも見えるが、古川の辿ってきた道のりが繋がろうとしている。

横山仁

詳しいプロフィールを見る

2004年にリクルート専属の求人広告代理店として創業し、派遣・紹介事業も展開。現在は外国人留学生の派遣事業も行っている。外国人留学生を採用、活用する上で必要となる法律上の理解、リスクの回避、育成についてもノウハウを提供している。※主な対応地域:愛知県・三重県・岐阜県

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